特別企画〜毛勝山の探求〜 最終更新日 2009/1/5

毛勝山は、剣岳の北方に位置する標高2414mの山です。猫又山、釜谷山、毛勝山を総称して毛勝三山と呼びます。剣岳があまりにも有名なため、今一つ知名度は高くありませんが、通好みの渋い山で、私の一番のお気に入りです。結構レベルが高く、上級者向けです。

山登り(無雪期)
基本的に登山道はありません。地元有志の手により、ヤブが刈られていますが、常に整備されている保証はありません。読図力とヤブ漕ぎができる人向けです。
1.西北尾根コース 片貝山荘を越えて阿部木谷の林道に入り200mほど進んだ左手に登山口があります(赤布がある程度で見落としやすい)。毛勝山から北西に延びる尾根を登ります。コースは良く整備されています。このコースは、魚津岳友会のI氏を中心に開拓されました。

2.ブナクラコース 馬場島からブナクラ峠を登ります。峠から左に進むと猫又山に到着します。ここまでは、比較的、登山道が整備されています。その先、毛勝山まで、薄くヤブが刈られているので通行可能です。

3.大猫山−猫又山 不明瞭な踏み跡がありますが、基本的にヤブ漕ぎとなります。所要時間は2〜3時間です。

 過去の記録はこちかから
 ブナクラコース「2002年6月の記録
 西北尾根コース「2003年11月の記録
 大猫山−猫又山「2004年10月の記録

山登り(積雪期)
登攀道具が必要で、熟達者向けです。毛勝は日本海に面しているので、冬の気象条件はすさまじいものがあります。私は厳冬期に登ったことがありません。

山スキー
林道の除雪が始まる4月下旬から5月下旬までが適期です。
1.毛勝谷 最も一般的なコースです。毛勝も有名になったもので(二百名山なんかに指定されているから)、5月の休日ともなるとすごい人です。
2.毛勝直登ルンゼ 毛勝山頂から直接毛勝谷に降ります。下が見えないような急斜面ですので、スキーに自信のあるエクストリームスキーヤー向けです。
3.東又谷 毛勝谷コースよりも距離が長く、時間が掛かります。途中の三階棚滝の通過がポイントです。
4.猫又谷 片貝川南又谷より猫又谷を登ります。難度は毛勝谷と同等です。左俣も滑れます。
5.釜谷 標高1500m付近の連瀑帯がポイントです。滑降時期の見極めが重要です。
6.大明神沢 未調査です。インターネットで検索すれば記録が見つかります。雪崩れ危険地帯のため、注意が必要です。
7.西谷 片貝川流域を滑り終えた毛勝山エキスパート向けの谷です。山スキーの総合力を試されます。
8.中谷 片貝川流域を滑り終えた毛勝山エキスパート向けの谷です。山スキーの総合力を試されます。
9.笠谷 駒ケ岳より笠谷を滑降します。毛勝谷と比較すると標高差は小さいですが、ダイナミックな滑降を楽しめます。
10.北又谷 僧ケ岳より北又谷を滑降します。
11.大明神山 第二尾根を往復します。
 過去の記録はこちかから
 毛勝谷「2003年5月の記録
 東又谷「2001年5月の記録
 猫又谷「2001年5月の記録
 猫又谷左俣「2005年5月の記録
 釜谷「2006年4月29日の記録
 西谷「2004年5月の記録
 中谷「2005年5月の記録
 笠谷「2004年4月の記録
 北又谷「2005年4月の記録
 大明神山「2006年4月22日の記録」

沢登り
時期が早いと雪渓登りになってしまいます。適期は7月下旬から10月です。
1.東又谷 最も一般的なコースです。
2.作之丞谷 東又谷から滝倉山へ登るコースです。
3.桃アセ谷 遡行が楽しめる距離が短く、毛勝のついでに登るのがよいでしょう。
4.猫又谷、釜谷 未調査です。「日本の渓谷98/99」に記録があります。
5.黒部川側 未調査です。嘉ヶ堂谷、中谷等、非常にレベルの高い遡行となります。「日本の渓谷98/99」に記録があります。
6.その他 毛勝谷や大明神沢
 過去の記録はこちらから
 東又谷「2001年10月の記録
 作之丞谷「2001年7月の記録
 桃アセ谷「2001年9月の記録

マウンテンバイク
諸般の事情により記録は非公開とします。

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